【記事】
がん化学療法を安全により効果的に進めるためには、抗がん治療と副作用の知識が不可欠です。本書では、がん種ごとに治療を、副作用ごとに副作用の予防と対策を解説。さらに最新の知見をエビデンスとして盛り込んでいます。
しかし、知見やエビデンスだけでは安全で効果的な治療は実現できず、患者の治療への参加も副作用対策では必須です。
そこで、複数のワークシートを付録として収録。180種類ある「服薬指導シート」は、抗がん薬の投与日や副作用発現時期などを一目瞭然で患者に説明できます。また、患者も実際に副作用が発現した日を書きこめるので、副作用の状況を把握できます。その他、投与量や副作用モニタリングに必要な検査がチェックできる「処方チェック・副作用モニタリングシート」など、医療者に便利なワークシート付き。