医者のデマ 科学的根拠によれば医者の「効きますよ」、実はウソでした
【目次】
第1章医者がすすめる「カラダにいいこと」、実はウソでした
第2章医者が教える食事術、穴だらけです
第3章医者がせかす検査、予防のクスリ、ワクチン…逃げるが勝ちです!
第4章がん医者のこの口ぐせ、営業トークです
第5章根拠あり。100歳まで元気に生きる習慣
【記事】
体温アップ、グルテンフリー、玄米菜食…
カラダにいいなんて、全部ウソです
図解つきだから、スイスイ頭に入る!
近藤式「医者とクスリに近寄らない68の養生訓」
◆ 本書は、医者が言いふらしているデマを
できるだけ多く紹介し、
本当に根拠のある正しい健康法を
わかりやすく説明した本です。
たとえばよくいわれる「体温を上げると健康にいい」。
みなさんも小学校の理科で教わったと思いますが、
人間は「恒温動物」です。体温が一定に保たれることで
生きていくことができるのです。
しょうがや靴下の重ね履きで体温(深部の温度)が
上がるわけがありません。
むしろ低体温のほうが長生きできると
世界の研究で明らかにされ、体温35度台のがん患者が
いちばん死亡率が低い、というデータまで出ているのです。
しかし、世の中の人は「体温アップで免疫力が上がる」
と、今日もせっせと熱いお風呂に長く入ったりしています。
そうすると、本当に体温が上がってしまい、のぼせて倒れてしまいます。
その結果、風呂で倒れたり溺れたりして命を落とすことになるのです。
近年、日本では年間で約2万人も入浴中に「事故死」しています。
「健康のためなら死んでもいい」という冗談がありますが、
現実に「体温を上げれば健康になる」と思い込んで死んでいる人が
おおぜいいるのです。
ほかにも「カラダにいい」と信じこまされてデマは数えきれないほどあります。
ご自身や身近なかたが健康法や食事療法を思い立ったときに
医者にかかる前に、検査・治療のレールに乗る前に、
本書をぜひ読んで、本当に正しい知識を身につけてほしいと思います。