映画に描かれた疾患とペーソス─安東教授のシネマ回診2
【目次】
「三年目の納骨」
「ラビング 愛という名前のふたり」─人種間差別
「ロレンツオのオイル 命の詩〈うた〉」─稀少疾患
「わたしは、ダニエル・ブレイク」─昨今の福祉行政
「ありがとう、トニ・エルドマン」─父娘関係
「映画と恋と遺伝子と」─二〇〇回目の連載を終えて募る想いを
「92歳のパリジェンヌ」─尊厳死
「災難は忘れたころにやってくる」─危機管理
「疑惑のチャンピオン」─ドーピング
「スリー・ビルボード」─わがまま遺伝子
「ヒポクラテスたち」─当世医学生気質
「シェイプ・オブ・ウォーター」─排他主義
「女は二度決断する」─ホモサピエンスが抱えているもの
他
【記事】
●月刊「メディカルクオール」の好評連載に書き下ろしを加えて書籍化! 話題の映画を医学的視点と映画史的知識を縦横に駆使して紹介する,珠玉のシネマ・エッセイを35本収録.
●医学・医療にまつわる最新トピックスを映画のストーリーとともに楽しみながら学べる内容.医療系学生の医療倫理学,遺伝医学の授業の導入としてもオススメ!