【目次】
第1章 日本におけるアスレティックトレーニングを取り巻く環境
第2章 アスリートの健康管理
第3章 スポーツ現場での緊急対応
第4章 スポーツ傷害予防のためのコンディショニング
第5章 パフォーマンス向上のためのコンディショニング
第6章 コンディショニングにおけるその他の情報
第7章 コンディショニング・リハビリテーションにおける栄養の役割
第8章 外傷受傷から競技復帰までの取り組み
第9章 足部の外傷・障害
第10章 足関節・下腿部の外傷・障害
第11章 膝関節の外傷・障害
第12章 大腿部・股関節・骨盤の外傷・障害
第13章 脊柱の外傷・障害
第14章 肩甲帯・肩関節の外傷・障害
第15章 上腕・肘関節・前腕・手の外傷・障害
第16章 頭部・顔面・耳・鼻・歯・眼・咽頭の外傷
第17章 胸部・腹部の外傷・障害
第18章 動作の観察と分析
【記事】
ここ数年,スポーツ庁や大学スポーツ協会の働きかけによりアスリートの安全・安心を保証する必要性については理解が深まりつつある.一方でそれを具現化するための人材育成については未だ課題が残っている.その課題の一つがスポーツ現場での安全・安心を達成するための基礎となる学問の普及であり,本書ではアスリートの支援に必要となるエビデンスに基づいた知識と技術が網羅されている.全18章の構成は,エントリーレベルの標準的な記述を中心に,競技現場でも継続して活用することのできる実践的な内容まで触れられている.スポーツ指導者・アスレティックトレーナーを目指す学生にとってのバイブルとなるテキスト.