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レジリエント・ヘルスケア入門

中島和江・編著

出版社

医学書院

発行日

2019/12/01

判型

B5

ページ数

206

ISBN

978-4-260-02828-8

本体価格 3,200円
(税込価格 3,520円)

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【目次】
第1章 レジリエンス・エンジニアリングとは

第2章 統合的アプローチ(synthetic approach)

第3章 Safety-IIの実践に向けて

第4章 機能共鳴分析手法(Functional Resonance Analysis Method, FRAM)

第5章 レジリエンス・エンジニアリング理論にもとづく実践や研究の例

第6章 ヒューマンファクターズとレジリエンス・エンジニアリング

第7章 すぐれたレジリエンスを実現するために―安全人間工学の視点から

第8章 ポリファーマシーと複雑適応系について

第9章 手術室における輸血手順の改定

      ―Work-As-ImaginedとWork-As-Doneを近づける

第10章 WAIとWADのギャップと調整に潜むリスク

      ─高濃度カリウム注射製剤の取り扱いに関する安全対策からの教訓

第11章 レジリエンス・エンジニアリングの外科手術への展開

      ─外科手術チームのメンバー間の隠された相互作用

第12章 日常業務の観察に基づきシリンジ改良を通じて行った

      WAIとWADを近づけるチャレンジ

第13章 救急医療現場における動的で適応的なチームパフォーマンス

第14章 シミュレーション訓練を通じて,日常診療業務の

      うまくいっていることから学ぶ

第15章 レジリエンス・エンジニアリングの視点からみた

      精神科医療現場における「やりがい」と「げんかい」

第16章 職員の力が組織の力─レジリエント・ヘルスケアの実践に向けた組織化
【記事】
日々変化する医療現場。失敗事例の教訓を蓄積するだけでは、未経験の事態には対処することができない。「人はなぜ失敗したのか」ではなく、「人はどのようにうまく仕事を行っているか」に注目する「レジリエンス・エンジニアリング」の視点から、組織や現場を混乱させる要因(擾乱)に人々がどう柔軟に対応しているかを、さまざまな医療現場の事例で解明する。今後の医療安全を考える上での必読書。

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