【目次】
第1章 レジリエンス・エンジニアリングとは
第2章 統合的アプローチ(synthetic approach)
第3章 Safety-IIの実践に向けて
第4章 機能共鳴分析手法(Functional Resonance Analysis Method, FRAM)
第5章 レジリエンス・エンジニアリング理論にもとづく実践や研究の例
第6章 ヒューマンファクターズとレジリエンス・エンジニアリング
第7章 すぐれたレジリエンスを実現するために―安全人間工学の視点から
第8章 ポリファーマシーと複雑適応系について
第9章 手術室における輸血手順の改定
―Work-As-ImaginedとWork-As-Doneを近づける
第10章 WAIとWADのギャップと調整に潜むリスク
─高濃度カリウム注射製剤の取り扱いに関する安全対策からの教訓
第11章 レジリエンス・エンジニアリングの外科手術への展開
─外科手術チームのメンバー間の隠された相互作用
第12章 日常業務の観察に基づきシリンジ改良を通じて行った
WAIとWADを近づけるチャレンジ
第13章 救急医療現場における動的で適応的なチームパフォーマンス
第14章 シミュレーション訓練を通じて,日常診療業務の
うまくいっていることから学ぶ
第15章 レジリエンス・エンジニアリングの視点からみた
精神科医療現場における「やりがい」と「げんかい」
第16章 職員の力が組織の力─レジリエント・ヘルスケアの実践に向けた組織化