【記事】
ケアする人と当事者のつながりを映し出す33枚の写真。これらの写真をとおして語られるさまざまな物語――当事者と二人三脚で歩む「日常」、よりよいケアを求めて専門職として奮闘する日々、当事者の本音にハッと気づかされたエピソード、創造的なケアの実践、当事者からもらった嬉しい言葉――を集めました。
物語からは、ケアの担い手と受け手という立場を越えて、個人と個人として、相互に作用しあうあたたかな関係が浮かび上がってきます。ケアの場面が、まるで「Gift」を贈り合う場面に見えてくるのです。本書を通じて、ケアがもたらす「Gift」をぜひ受け取っていただきたいと思います。