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医学論文の難解な統計手法が手に取るようにわかる本

康永秀生・山名隼人・岩上将夫・編著

出版社

金原出版

発行日

2019/11/20

判型

A5

ページ数

258

ISBN

978-4-307-00487-9

本体価格 3,200円
(税込価格 3,520円)

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【目次】
イントロダクション 臨床疫学・統計学の基礎から応用へ

第1章 傾向スコア分析の応用 ―未測定交絡を傾向スコアで調整できる?

第2章 操作変数法 ―究極の擬似ランダム化?

第3章 不連続回帰デザイン ―HPVワクチンで無防備な性交が増える?

第4章 差の差分析 ―ポケモンGOで健康になれる?

第5章 時間依存性交絡と周辺構造モデル ―重症熱傷患者に対する気管切開術の効果は?

第6章 感度分析 ―見方を変えれば姿が変わる?

第7章 生存時間分析における競合リスクモデル ―死ねば人工呼吸から離脱できる?

第8章 欠側データの取り扱いと多重代入法 ―データが欠けている患者は解析から除く?

第9章 マルチレベル分析 ―患者は病院の色に染まる?

1.階層構造とマルチレベル分析

第10章 症例対照研究、マッチド・ペア・コホート研究 ―統合失調症患者はがん診断が遅れる?

第11章 自己対照研究デザイン ―インフルエンザが急性心筋梗塞のリスクを高める?

第12章 臨床予測モデル ―10年以内に心血管イベントが起こる確率は?

第13章 機械学習 ―アルゴリズムは経験知を超えるか?

第14章 データベースにおけるバリデーション研究 ―リアルワールドデータを理解するために
【記事】
近年、医学研究に用いられる統計手法が極めて高度化している。臨床家が現代の論文を斜め読みせず、真に理解するにはどうすればよいのか? そのためには臨床医学の進歩だけでなく、統計学の進歩もキャッチアップしていく必要がある。本書では、「どのような臨床的状況や臨床データに当てはまるか」に焦点を合わせ、日々進化する難解な統計手法を“臨床家目線”で徹底的にわかりやすく解説した。臨床疫学の専門家たちが贈る、すべての臨床家必携の一冊。

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