【記事】
まるで迫真の医療ミステリだ! 事実は小説を超えた。(池井戸 潤)
1961年、小児科医・川崎富作は奇異な患者に出会う。
「これまでのどの病気とも違う」との直感が川崎病の発見につながる。
しかし、医療界の常識に挑み、新たな病気の謎を追い続けた川崎医師の名が病名に冠されるまでには、以後30年の苦節を要した――。
乳幼児の70人に1人がかかり、現在も増え続ける原因不明の発熱性疾患、川崎病。
心臓病を起こすこともある不思議な病気の発見をめぐるエピソードから、診断・治療・予後の注意点まで、すべてがわかる。
川崎病の患者・家族はもちろん、医療関係者も必携!