【記事】
おいしさは、「美味しい!」と言うだけではその価値を伝えることはできません。おいしさを見える化してみんなで共有化する、その価値を分かち合う、そしてお客様に伝えてマーケティングを成功させる。 おいしさのプロに必要な「おいしさを伝えるためのコトバ」を集めた一冊です。
おいしさの基本は科学です。まず、おいしさの感じ方を「生理学、脳科学」で説明します。そして、おいしさを構成する要素を「食品化学」で説明します。
おいしさを伝えるのは言葉です。約660語抽出したおいしさの言葉を分類して解説します。そしてこの単語を組み合わせるおいしさの文法を、優れたおいしさ表現の文章を分析しながら解説します。 おいしさをビジネスにつなげるのはマーケティングです。マーケティングの理論に基づき、ターゲッティング、商品、売り場、EC、プロモーションなど様々な場面でおいしさを見える化する方法論を示します。
おいしさを見える化するには、分析的においしさを味わう必要があります。最後に、いくつかのおいしさのトレーニングを紹介します。
ソムリエさんのワインのおいしさ表現は、他の食品に比べると圧倒的に見える化されています。それは、ワインの世界にはおいしさを表現するための、辞書と文法が出来上がっているからです。本書を手に、すべての食品に対して、ワインと同じようなおいしさ表現ができる未来を目指しましょう!
「おいしい料理や食品の力で人々を幸せにするビジネスに携わる」すべての方にお勧めします。