メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ 新版 筋骨格障害学 理学療法学科・作業療法学科の整形外科学
【目次】
第1章 運動器の構造と機能
第2章 頚椎・腰椎障害と対応
第3章 上肢障害の特性と対応
第4章 下肢障害の特性と対応
第5章 筋骨格系感染症と対応
第6章 関節障害と対応
第7章 四肢循環障害と対応
第8章 筋骨格系腫瘍と対応
第9章 救急・外傷処置の特性と対応
第10章 骨折、脱臼、捻挫の特性と対応
第11章 上肢外傷と対応
第12章 下肢外傷と対応
第13章 脊椎・脊髄損傷と対応
第14章 神経・筋疾患と対応
【記事】
本書は、茨城県立医療大学の理学療法学科・作業療法学科の2年次に履修する「筋骨格障害と対応」の授業カリキュラムに準拠して作成されており全15コマからなる。理学療法士・作業療法士の国家試験を受けるために必要な内容が網羅されている。近年の国家試験では、特に画像(単純X線、MRI、CT)や特徴的な図・写真を使用した問題が多数出題されており、テクニック重視の単なる机上の知識ではなく、より実践的で専門的な知識が要求されている。そのため、本書では、できるだけ多くの画像や図を掲載し、より実践的で臨床に即した内容に仕上げられている。また、章末には、茨城県立医療大学で過去に出題された学期末試験問題、整形外科領域の国家試験問題9年分を掲載し、簡単な解説も記した。これらの問題を解くことでより理解を深める工夫がされている。筋骨格障害を理解するために、理学療法学・作業療法学を学ぶ学生はもちろん理学療法士・作業療法士の皆様にも最適の書である。