DV被害からの離脱・回復を支援する これから出る本 被害者の「語り」にみる経験プロセス
増井香名子・著
【目次】
序 章 DV被害者はどのように捉えられてきたのか――先行研究の検討から
第1章 DV被害者支援の現状
第2章 当事者の経験プロセスを知る――M-GTAを用いて
第3章 DV関係に陥るプロセス――なぜ離別できなくなるのか
第4章 離別の決意に至るプロセス――どのような要因が「後押し」になったのか
第5章 離脱の行動プロセス――いかにして関係から「離脱」したのか
第6章 生活の再生プロセス――いかにして新しい生活を築いていくのか
第7章 「私」の新生プロセス――いかにして自らの人生を新たに生きていくのか
第8章 被害者の経験プロセスを俯瞰する
第9章 臨機応変な支援のための「ステージモデル」――複雑な構造を乗りこえるための枠組み
終 章 自治体への専門職配置とアドボケイトシステム――今後の支援システムへの展望
第1章 DV被害者支援の現状
第2章 当事者の経験プロセスを知る――M-GTAを用いて
第3章 DV関係に陥るプロセス――なぜ離別できなくなるのか
第4章 離別の決意に至るプロセス――どのような要因が「後押し」になったのか
第5章 離脱の行動プロセス――いかにして関係から「離脱」したのか
第6章 生活の再生プロセス――いかにして新しい生活を築いていくのか
第7章 「私」の新生プロセス――いかにして自らの人生を新たに生きていくのか
第8章 被害者の経験プロセスを俯瞰する
第9章 臨機応変な支援のための「ステージモデル」――複雑な構造を乗りこえるための枠組み
終 章 自治体への専門職配置とアドボケイトシステム――今後の支援システムへの展望
【記事】
DV被害者は、どのように被害から離脱・回復し「新たな生活」を構築していくのか。そして、被害者からみて有効な支援とはどのようなものか。本書は、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いてDV被害者(26人)の語りを実証的に分析することにより、当事者の視点からDVの実態を明らかにした上で、実態に即した具体的かつ実践的な支援のあり方を考察したものである。被害の甚大さ・経験する困難だけではなく、被害者の回復プロセスにも着目した一冊。