【記事】
インプラント周囲炎対策を含めた
インプラント治療の最新指針!
1980年に画期的な治療法として紹介されたインプラント治療は、いまや欠損補綴の第一選択肢ともなっています。しかし、日常臨床でのトラブルも散見されるようになり、関連学会においてもインプラント周囲の問題がテーマとして取り上げられるようになりました。近年、新たな生物学的事象があきらかになり、わが国の超高齢化とともに、インプラント治療を取り巻く環境は大きく変化しています。
本書では、こうした時代背景を受け、インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎の最新情報やその対処法・注意点を詳述しています。また、歯周病患者に対するインプラント治療時に留意すべき全身疾患や合併症、患者の希望や症状に合わせたケース別の治療計画(歯周基本治療から補綴設計まで)、メインテナンスにおける診査項目や初期症状への対応などを詳述しています。長期安定を視野に入れた歯周病患者へのより安全なインプラント治療の最新の考え方とノウハウがこの1冊に集約されています。