【記事】
本書では、まわりから「ふしぎ」ととらえられがちなアスペルガー症候群[高機能自閉症]の子どもの行動を取り上げ、本人がみずからのことばでその行動の理由と思いを語ります。本人がどう感じているかを語ってもらうことで、アスペルガー症候群の子どものまわりの子どもたちや大人たちが、「ああそうなのか」と、自然と納得し、具体的かつ身近なものとして障害を知るための絵本です。認知の特性からくる、そうせざるを得ない理由がわかれば、対応方法もわかってきます! 2006年の刊行より好評を博すロングセラー絵本に制度改正や新たな知見を加え改訂。
[ここがポイント]
◎ 第1章は、3人のアスペルガー症候群の子どもが登場。事例を通して身近に学べる物語形式。さらに見やすくわかりやすいデザインに!
◎ 第2章は、アスペルガー症候群がどんな障害かを解説。制度改正や新たな知見を加えて構成し、デザイン・イラストともに一新。