【目次】
第1章 アトピー性皮膚炎の三位一体病態論 (椛島健治)
第2章 アトピー性皮膚炎の治療とバイオマーカーのパラダイムシフト
第3章 皮膚バリア障害・経皮感作に対するアプローチ-スキンケアによる発症予防,フィラグリン制御による治療
第4章 免疫異常・アレルギー炎症に対するアプローチ-生物製剤,従来のステロイド・抗ヒスタミン薬の効用と限界
第5章 かゆみに対するアプローチ-抗ヒスタミン薬からIL-31まで (中嶋千紗・大塚篤司)
第6章 アトピーをめぐる最近のトピックス
第7章 三位一体論に基づくアトピー性皮膚炎ベスト治療 (宮地良樹)
【記事】
アトピー性皮膚炎の新薬が10年ぶりに昨年発売されたが,今後も生物学的製剤やJAK阻害薬,STAT阻害薬,PDE4阻害薬などの発売が予想されており,アトピー性皮膚炎治療は大きな転換点を迎えつつある.
本書は,分子レベルにまで深まったアトピー性皮膚炎の病態理解と,それに基づいて開発が進むこれらの新薬について詳しく解説.アトピーをめぐる最近のトピックスや興味深いコラムも満載.