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僕は偽薬を売ることにした

水口直樹・著

出版社

国書刊行会

発行日

2019/07/25

判型

B6

ページ数

255

ISBN

978-4-336-06375-5

カテゴリ
本体価格 1,800円
(税込価格 1,980円)

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【目次】
1章 偽薬は効く

2章 医療とプラセボ効果

3章 プラセボ効果を解釈しよう

4章 健康観のアップデート

5章 効かない偽薬の価値

6章 プラセボ製薬創業譚

7章 プラセボ効果の総合的解釈

8章 持続可能な社会を偽薬がつくる
【記事】
京大薬学系大学院を修了、製薬会社の研究員として薬品の開発を手がけた著者は、今、偽薬を売っている。それは偽薬が効くからだ。なぜ効くのか科学的には説明できないけれど、「プラセボ(偽薬)効果」という言葉があるくらい厳然と効く。なぜだろうと突き詰めて考えた時、科学の限界、科学に依拠する現代医療の限界、健康を求める現代人がむしろ不健康になってしまう思考のパターンに気づくことになる。そこに気づく人が増えれば、医療の形は大きく変わらざるを得ない。科学の申し子が、科学の向こう側を透視する超問題作。

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