【目次】
第I章 皮膚の構造と機能
第II章 皮膚組織の変化とその用語
第III章 皮膚臨床所見を説明する病理組織変化
第IV章 ダーモスコピー像の病理学的説明
第V章 生検の仕方
第VI章 皮膚生検・摘出材料の取り扱い方,切り出し方法
第VII章 組織切片の作製法,一般的組織染色法と免疫組織化学および蛍光抗体法
第VIII章 顕微鏡の取り扱い方
第IX章 顕微鏡標本をみる前に知っておくべき基本
第X章 顕微鏡による皮膚病理組織の診断
【記事】
皮膚の病理組織像をみるための基本的な知識から,パターン分類から診断に迫る理論を具体的かつ明確に解説した1冊.病理組織変化と臨床所見,ダーモスコピー像と病理組織像,生検の仕方と生検材料の扱い方,特殊染色と免疫染色,顕微鏡の取り扱い方など病理組織診断に必要な基本的な知識を余すことなく解説.従来の皮膚病理教科書の絵合わせ診断ではなく,診断に到達するためのパターン認識の考え方が基本から学べる.他の追随を許さない本格的な皮膚病理学教科書.