力学で読み解くからだの動き-動作理解のための基礎バイオメカニクス
【目次】
第1章 力とはなにか・・・佐藤 満
第2章 力学の基礎・・・佐藤 満
第3章 動きの観測と記述(キネマティクス)・・・山崎弘嗣
第4章 並進運動の力学・・・山崎弘嗣
第5章 流体の性質・・・佐藤 満
第6章 運動法則の回転運動への拡張――2次元平面上の剛体の回転運動・・・加茂野有徳
第7章 相互作用トルク, 3次元の運動表現・・・関屋 昇
付録A 数学の基礎事項
【記事】
基礎バイオメカニクスの教科書としても、自習書としても最適な入門書
本書は、バイオメカニクスや運動制御の専門書・専門雑誌を理解できるレベルに達することおよび臨床で役立つ基礎バイオメカニクスの知識を身に付けることを意図した入門書です。
力学的理解を段階的に進めるために、次の学習段階に進むための道筋を示しているので、力をイメージすることからはじめて、静力学の考え方、力を含めない運動解析法(キネマティクス)、直線運動の動力学、流体力学、回転運動の動力学、多関節運動の動力学へと、スモールステップで段階的に学ぶことができます。
教科書としても、自習書としても使えるよう、一つひとつの事柄を、数式だけでなく、わかりやすい図と言葉で丁寧に説明しています。
本文の内容を理解しやすくする数学的な基礎事項を説明した「付録」付き。