【記事】
子どもたちがさまざまな関係性のなかで「貧困/不利/困難」に負けない環境を整えるために。
福祉と教育の連携も視野に入れて貧困に対する総合的アプローチを提示する。
「子どもの貧困」が注目されてから十年以上が経過した。既刊?、?では、貧困からの脱却のために福祉と教育をつなぐという視座の下、親と子の貧困の特性や、親の影響、福祉と教育からの働きかけについてエビデンスに基づく実態を明らかにした。本書では、新たな実態調査を行い、SSWや施設などから現実の対応と課題を聴取。予防、支援、事後ケア、連鎖を断つ転換点など、施策構築への具体的検証と提言を行う。