【記事】
腰椎分離症は,同じように診断をし,同じように治療をしても,治る患者・治らない患者がおり,治療に難渋することも多い疾患とされる.本書は,長年にわたり腰椎分離症に向き合い続けた筆者らがこれまで疑問に感じてきたこと,実際に経験したこと,現在までに判っていること,今後取り組むべき課題などを豊富な図表で解説.タイトルの“ミカタ”は,本疾患を扱う医療従事者にとっては,“診かた”“視かた”“看かた”という意味であり,未来ある子供(患者さん)たちにとって,“味方”になりたい,そう願って付けられている.