組織パターンに基づく肝生検の病理診断
全陽・著
【目次】
第1章 非腫瘍性肝疾患の病理診断で用いる用語第
第2章 “組織パターン”に基づく肝生検診断法
第3章 症例検討 (25症例)
第4章 各疾患で見られる代表的病理所見
第2章 “組織パターン”に基づく肝生検診断法
第3章 症例検討 (25症例)
第4章 各疾患で見られる代表的病理所見
【記事】
非腫瘍性肝疾患が作り出す組織変化は非線形であり,マニュアルやガイドラインでは対応できない.複雑な形態変化から疾患名に到達する作業には知識だけでなく,経験に裏打ちされた「コツ」が必要となる.筆者はこれまでに多くの肝疾患の診断経験があり,おそらく他の病理医と比較すると2桁か3桁は多い症例数だろう.その経験を通して会得した「コツ」を伝授したいと考えたのが本著を執筆したきっかけである.(序文より抜粋)