イメージ学の現在 ヴァールブルクから神経系イメージ学へ
【目次】
第1部 アビ・ヴァールブルクからイメージ学へ
第2部 「行為主体(エージェンシー)」としてのイメージ
第3部 イメージ知と形式
第4部 イメージと自然
第5部 神経系イメージ学
【記事】
目は光学的レンズで見るのではない。
レンズの背後の「迷宮としての世界」という名の脳で見る。
「ひとは目を目がいかに見るかを見るためにこそ必要とする」という幻惑の大逆説で始まったマニエリスム知の300年に、1990年代、「脳の10年」を経て今、神経系イメージ学が応答の総力戦を開始した。知の究極だ。
学術またマニエリスムに憑依されたからである