【記事】
専門基礎分野において疾病の病態・診断・治療を学ぶためのテキストシリーズ(全14冊)の産科婦人科疾患編。医師と看護師の共同編集により、看護学生に必要な知識を網羅。(1)さまざまな症状を理解できる、(2)診断の進め方・考え方がわかる、(3)臨床看護に結びつく知識が得られる、の3点を重視して構成している。第1部婦人科疾患では女性に特徴的な疾病を取り上げている。第2部産科疾患では妊娠・分娩・産褥および新生児の生理をまず理解し、その上で異常・疾患を学ぶ構成としている。第一線で活躍する医師たちが執筆し、臨床写真・超音波写真・CTGの波形など学生の理解を助ける図を多数収載。成人看護学の婦人科領域、母性看護学の学びの重要な礎となる一冊。