【目次】
第1章 心理学──心の世界の探究者からみた自閉症
第2章 精神病理学/精神分析──世界体験を通して理解する自閉症
第3章 哲学──「人間」を考え続けた2500年の歴史が変わる
第4章 文化人類学──ブッシュマンとわが子における知的障害の民族誌
第5章 社会学──自閉症から考える親密性と共同性のあいだ
第6章 法律──自閉症が生みだす「法」
第7章 文学──フィクションにおける「心の読みすぎ」と「透明化された体」
第8章 生物学──遺伝子変異と発生から解明する自閉症
第9章 認知科学──脳の認知粒度からみえてくる自閉症とコミュニケーション