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思春期のこころと身体Q&A② いじめ 10歳からの「法の人」への旅立ち

村瀬学・著

出版社

ミネルヴァ書房

発行日

2019/04/30

判型

A5

ページ数

275

ISBN

978-4-623-08254-4

本体価格 2,200円
(税込価格 2,420円)

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【目次】
序 章 「法の人」とは

第1章 「いじめ」とは──「いたずら」や「ふざけ」との違い

第2章 10歳からの旅立ち──「法の人」となる

第3章 「先生の力」とは何か──「法の人」を育てる

第4章 「葬式ごっこ」──中野富士見中いじめ自殺事件を考える

第5章 「NEXT」──「佐世保小六女児同級生殺害事件」を考える

第6章 いじめへの対策──「二分の一成人式パスポート」

第7章 10歳からの「法」──「少年法」との関わりについて

第8章 学校と警察との関係はどう考えるのか──「連携」の本当の意味

第9章 いじめと少年法と警察と──「子どもの権利条約」

第10章 「いじめ論」──本を読む、深くふかく読む

終 章 思想としてのいじめ
【記事】
本書では、10歳から「法の人」になるための「クラス運営」を提示し、それがなされずに起こった悲惨な二つの“事件”を検証する。子どもたちは10歳を過ぎると、自分たちで「グループ」を作り「グループの掟」を作る。教師の「見えないところ」で「違反者」を見付け、「裁く」ことを始める。「私設の裁き」である。こういう事態を招かないために、教師が、教室を「公の場」として成立させるためには何をするべきかを提案してゆく

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