特集　喘鳴がある患者に出会ったら
　　　病態をカテゴライズして診断する

［Chapter 1］序論　
　喘鳴の基礎知識
　
［Chapter 2］喘鳴をカテゴライズする
　呼吸器疾患を疑う喘鳴
　循環器疾患を疑う喘鳴
　膠原病関連疾患を疑う喘鳴
　耳鼻咽喉科疾患を疑う喘鳴
　
［Chapter 3］悪性疾患と喘鳴
　他臓器悪性腫瘍の血行性転移/直接浸潤による気道狭窄
　気管腫瘍　(1)：上皮性（良性，悪性）
　気管腫瘍　(2)：非上皮性（良性，悪性）
　
［Chapter 4］感染症と喘鳴
　喉頭，気管・気管支結核
　気道ウイルス感染症
　気管支喘息の増悪
　COPDの急性増悪
　気管支拡張症（ブロンコレア）
　　
［Chapter 5］アレルギー／膠原病と喘鳴
　好酸球性多発血管炎性肉芽腫症（EGPA）
　［Topics］喘鳴を呈する疾患の呼吸機能検査
　アレルギー性気管支肺アスペルギルス症（ABPA）
　好酸球性細気管支炎/好酸球性気管支炎
　多発血管炎性肉芽腫症（GPA）
　［Topics］はじめてのピークフローメーター
　再発性多発軟骨炎
　
［Chapter 6］緊急の治療を要し，喘鳴を伴うその他の疾患
　心臓喘息
　気管支内異物（気道異物）
　喉頭浮腫，急性喉頭蓋炎
　
［鼎談］
　喘鳴がある患者を診るうえでのマインドセット
　　―総合内科，循環器内科，呼吸器内科の各視点から
　
［連載］
内科医が精神科のくすりを処方する。
　第4回　ベンゾと私(3)
イメージで捉える呼吸器疾患
　第7回　がん性リンパ管症「数週間前からの息切れ」
医療用ITツールのイマとミライ
　第9回　遠隔モニタリングシステム（呼吸器）
Focus On
　一般内科臨床医が病理検査について気をつけること　とくに検体の取り扱いについて
　
［投稿］
症例
　時相の違いによって転帰が異なった家族内発症の日本紅斑熱の3例

［書評］
臨床頭頸部癌学（改訂第2版）―系統的に頭頸部癌を学ぶために
血液疾患最新の治療2023-2025